実例一覧

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実例1:複雑な家族関係での相続例


実例2:独身の被相続人に子供がいることが判明

 

実例1:複雑な家族関係での相続例

ここでは、当事務所が取り扱った「複雑な相続」の例を書きます。

もちろん、実例に仮名で掲載することに、ご本人、関係者の承諾を得ています。

相続関係説明図←相続関係図です。クリックすると別窓で立上げます

【実例1】

 被相続人(亡くなった人)が、生前に自筆遺言証書を書かれていました。

 被相続人の老後の面倒を看たのは、おいとめいでした。

 遺言書の内容は、「自分の土地、建物はめいに遺贈する。現預金については、おいとめいで分割する」というものでした。

 被相続人には相続順位第1位の、2人の子がいました。そのうち一人は亡くなっており、その子(被相続人からみると孫)が「代襲相続」することになります。

 本来であれば、第1順位の子、孫が相続するところですが、子が幼い時に被相続人は離婚し、失踪してしまいました。

 そして、最終的にめいのところでお世話になることになりました。

 子、孫も母親である被相続人の記憶も薄く、あるいは知らない状況でした。

 そういう経緯で、被相続人は「遺言でおい、めいに財産残そう」としたのです。

 当事務所が相続第1順位の、子、孫に手紙を書き、「遺言書で、おい、めいに財産を残す内容になっています。」とのことを伝えました。

10 子、孫からの返事は、「分かりました。相続財産はいりません。」との主旨のものでした。

11 遺言の対象になっている、おい、めいにそのことを伝えると、「それでは、子、孫に申し訳ない。ハンコ代程度でも分割したい」との意思で、子、孫には「ハンコ代程度の金額」を送金し、そのほかはすべて被相続人の遺言書どおりに遺産の分割をしました。

12 当然ながら、子、孫が優先権がありますが、幼い時に分かれ、顔もよく覚えていないような状況から、最終的に被相続人である母が、最終的にお世話になった、おい、めいに財産をあげることに同意されたのです。

13 このように、大変複雑で、人間関係や、被相続人はじめ関係者の過去をたどる相続手続は、非常に困難でしたが、おさめることができました。

 

実例2:独身の被相続人に子供がいることが判明

 独身の男性が亡くなりました。

 この男性には「離婚歴」がありました。

 その男性には兄弟姉妹がいて、離婚以来、その兄弟姉妹が男性に金銭的な援助や生活の補助をしていました。

 最初にご相談に来られた甥の方は、「ひょっとしたら叔父(亡くなった男性・被相続人)の子供がいるかもしれない。いたようなことを聞いた。」とのことでした。

 早速、戸籍の収集を行い、調べたところ、被相続人が婚姻期間中に、女の子が一人いることが判明しました。

 最初は、被相続人の親も全員亡くなっていたので、兄弟姉妹が相続人になると考えていましたが、被相続人の「子」が健在であることが判明し、相続順位第1位の「女の子」が相続人となることで、確定しました。

 そこで早速その「子」(とは言っても40歳代ですが)と、面談し、「お父様の死亡とあなたが相続人になる」ことを説明しました。

 「子」は母親に育てられ、母の再婚とともに養子縁組もされていました。

 被相続人には不動産はありませんでしたが、かなりの金額の相続財産がありました。

10 「子」は離婚した実の父親である被相続人の記憶はなく、片親ということでかなり苦労されたようでした。

11 そこで「子」に相続財産のすべてを相続させることにし、今まで実父がお世話になった被相続人の兄弟姉妹にいくらかの御礼をしたい、とのことでまとまりました。

12 結局 、相続財産は「子」がすべて相続、取得し、兄弟姉妹には御礼で、その財産の中から、いくらかの金銭を支払うことで解決しました。


 

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